珍病になったオタクのブログ。

自分がかかった珍病について語ります。病気で苦しむ誰かに届けばいいな〜と思い開始。

ADEMの記録 ①入院まで

こんばんは。

遅くなってしまいましたが、私の病気の経緯を時系列で書いていこうと思います。

今回は入院するまでです。

 

※これからも何度も書こうと思いますが、私はワクチンに反対していません。大多数の人にとってワクチンは利益をもたらすと思います。一方で私のように運悪く「稀で重篤な副反応」になる人もいます。特に私の病気は珍しいので、その経緯を記録しておこうと思い書いています。このブログの目的は将来私と同じ病気になる人などの参考にしてもらうことであり、ワクチンに反対することではありません。

 

 

2月中旬 新型コロナウイルスワクチン(3回目)接種。

これが原因となった可能性が高いというのが医師の見解なのでここから書き始めます。

 

接種+1日  発熱。

これは病気によるものではなく、ワクチンのよくある副反応だったと思います。

 

接種+6日  頭痛とめまい。

普段全く頭痛持ちでなく健康体なので違和感がありましたが、「最近仕事が忙しかったからな〜」で終了。

 

接種+7日  引き続き頭痛とめまい。

体調が悪い話をしたら職場の先輩方に整体をオススメされたので、予約して仕事終わりに直行。

骨盤矯正?とか色々してもらいました。担当の方が48・坂道系のオタクでかなり話が盛り上がりました(どうでも良い記憶)。

盛り上がったよしみもあり、3月上旬の分も予約して帰宅。

整体後1時間くらいはスッキリした気がしましたが、やっぱり頭痛があったので早めに寝ました。

 

接種+8日  発熱、頭痛、悪寒、関節痛。

起床時熱っぽかったので体温を測ると37.5℃。

友人と観劇予定だったのを泣く泣く断り(デジタルチケットで良かった…)、自宅にあったカロナールを服用し1日寝ました。

 

接種+9日  発熱、頭痛、悪寒、関節痛。

症状継続のため抗原検査をしに病院へ。陰性。

呼吸器症状がないことから「コロナではなさそうだね〜」と言われました。

仕事の引き継ぎは夜中に死ぬ気で作成。

 

接種+10日 症状継続

カロナールを飲み忘れ(ここら辺からボヤッとしていた気がする)、昼39.7℃。夕方38.6℃。

仕事の引き継ぎは死ぬ気で作成して送りました。

 

接種+11日 症状継続

38.5℃。再びPCR検査をしに病院へ。次の日には結果がわかるとのこと。

昼食のうどんは二口しか食べられず。

頭痛がひどくて横になって寝ることがかなり辛かったです。仕事の引き継ぎは(以下省略)

 

接種+12日 症状継続

昨日のPCR検査は陰性。

結果を聞きに病院に行った際に尿検査をし、尿路感染の疑い。(今思うとこの頃から尿閉の兆候があったのかも…)

新しい薬を処方してもらい、2日後に総合病院の予約を取ってもらいました。

昼食はいちごだけ食べることができました。

夜になっても熱は下がらず(ここまで飲み忘れを除いてずっとカロナール服用)、40℃を超えて救急搬送。

保険証の場所を忘れ(今思うと脳の症状?)、焦っていました。

でもまだ「救急車の中ってこうなってるんだ〜」とか見る余裕がありました。

搬送する病院が決まらず救急車の中で1時間立ち往生し、やっと搬送された先でPCR検査して陰性。

タクシーで帰宅。ふらふら。(まだ記憶はある)

 

接種+13日 症状継続

38.3℃を下回ることが無くなってきた。時々40℃超。

その日の仕事の引き継ぎを朝死ぬ気で作って送って以降は多分ずっと寝てました。

ちなみにこれが引き継ぎを作れた最後の日でした。

 

接種+14日 症状継続

朝38.7℃の発熱。職場と電話をした(らしい)。

2日前予約を取ってもらった総合病院でPCR検査、尿検査、血液検査、肺のレントゲンを実施。

PCR検査は4度目の陰性。尿検査、肺のレントゲンも取り立てて悪いところはないと言われました。

そして「血液検査が出るのは約1週間後なのでまた来てね〜その頃には治ってると思うけど」と言われました(今思うと盛大なフリ)。

カロナールではない解熱剤を処方されたのでやっと熱が下がるのではと期待。

 

接種+15日 症状継続

熱は37.5℃と少し下がる。後頭部の頭痛と肩こりがひどかった。

尿はちゃんと出てる?と家族が聞いたところ「出てる〜」と言っていたらしいです(ここら辺以降全く記憶なし)。

 

接種+16日 意識混濁(意識レベルII)・歩行困難

午後、ベッドから起き上がれなくなっていました。

家族が声をかけても言葉が出づらく、目も合わなくなり、最終的にすぐ目を閉じてしまい声への反応が悪くなっていきました(これを医学分野では「傾眠」と言うそうです)。

家族は「これは脳がおかしい」と思い、夕方救急車を要請。

接種+12日 の際に尿路感染症の疑いがあったためカテーテルを挿入して尿を出すと尿2Lが溜まっていました(=「尿閉」)。

しかし尿を出しても症状は改善しませんでした。

ここで脳のMRIを撮ってみると異常があり、腰椎穿刺(腰に針ぶっ刺して髄液を取るよ…)をすると「髄膜炎」の疑いとのことでした。

ただ、救急搬送された病院は当時コロナのクラスターがあったとのことで私は入院できず、別の病院に搬送され入院することになりました。

そこは 接種+14日 に受診した総合病院でした。血液検査の結果出る前に戻ってきちゃったよ!!!

たまたま 接種+14日 に外来診療担当をしていて、私が入院した夜に夜勤の看護師さんがおり、2日前から症状が急激に悪くなっているのでとても驚いたそうです。

 

 

そんなこんなで入院しました〜!(軽)

こんなに軽く言えているのも今回復しているからですね。

というわけで入院するまでの経緯でした!